長年のエルトン・ジョンのファンとしてはやはり封切初日に見ようということで、早速見てきました。
一言でいうと大変評価の難しい映画です。というのはぼくが14歳からのエルトンの大ファンだからなのですが、英米ではぼくみたいな人たちがたくさんいて、彼の曲や彼の生涯、長年の盟友である作詞家、バーニー・トーピンとの関係など、周知の事実なのでこうした映画が成り立つわけなのですが、エルトン・ジョンに対する一般的認知度や評価のきわめて低い日本では、なかなか理解しにくい内容なのではないかと思うからです。
実際ぼくの見た回は3割以下という入りで、早々に打ち切られるのではと心配になりました。
詳しい感想は次の会報に書くことにして、ひとつだけ。
タロン・エガートンは本当によく頑張ってエルトンを演じていると思いますが、映画のクロージングで、現在のエルトンの写真が出てきたとき、思いがけないほど涙がこぼれました。タロンはすごく似ていたし歌もうまかったけど、やっぱり本人の姿が見たいし歌が聴きたいな。
ああ、自分は本当にエルトン・ジョンその人のファンなんだな、とつくづく思いました。
これがドキュメンタリーだったらどんなに素直に喜べたか。
これが見た直後の現在の感想です。