とても面白く読ませてもらいました。
これを書いた方がどういう方か存じ上げませんが、このデビューアルバムをリリースした当時、我々が音楽的に意図していたことをかなり的確にとらえられていると感じました。
本当なら、アルバムを発表した1981年にこうした、音楽性を正面からきっちりととらえた評価がなされていたら、その後のバンドの歩みは結構変わったのではないかと思います。
自信をもってリリースした我々のデビュー作がメディアで正当な評価を得ることなく、なんとなくスルーされてしまったことから、ライブに活路を見出すようになっていったという側面も否めません。
でもそのことが結果的に、その後のバンドの方向性、歴史を決めていったのですから、今となっては幸か不幸かわかりませんが。
まあでも、現在の視点から振り返ると我々は本当に運に恵まれていて、良いポジションを獲得できたと(ぼく個人としては)運命に感謝しています。