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帯のコピーに誘われてrevolverとSgtのモノラル盤も手に入れました。こういうときオークションは助かります、なにせモノラルはboxのみの販売ですから。
Sgtはもちろんステレオリマスターも聞いていましたが一つ一つのパーカッションの音色がとても臨場感がありびっくりしました。ジョージの曲にも耳をそばだてて聞いています。
手にいれた順番がSgtからだったのでrevolverはまだですが。
今回のリマスター盤総じて感じることですが、各楽器の音色がとても艶やかでみずみずしく感じます。
著者の体験を通してのビートルズ像がとても色鮮やかに描かれていて嬉しいです。
一番印象が変わったのがfor saleですね。それまでの関連本ではたいてい「ツアーに明け暮れて疲れていたが契約上一枚作らなくてはならなくなって作った間に合わせ的な選曲とアレンジと演奏」と評されることが大方でしたが、それとまったく逆の姿が描かれていますね。ジャムトーストと紅茶をムシャムシャ食べながら20代の若者がエネルギッシュに作り上げたアルバムという印象に変わりました。
今、ようやくrevolver前夜、ノーマンスミスと著者が交代するところまで読んだところですが、大事に味わいながら読み進めたいです。
beatlesという音楽がメンバー四人だけではなくてEMIのスタッフの誰一人かけてもこのようにはなりえなかったと思うようになりました。
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