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     |  | http://www.emimusic.jp/st/artists/raulmidon/ あの衝撃的なデビューアルバム(この過去ログ参照)
 http://www.esqlink.com/fc/log/tree_781.htm
 から約2年、ラウル・ミドンのセカンドアルバムがまもなくリリースです。
 今日、プロモーション盤を聴かせていただきましたが、相変わらずのラウル・ワールドが展開されていて、とても気持ちいい作品です。
 
 前作のプロデューサーであるアリフ・マーディンが昨年亡くなり、実は少し心配していたのですが、アリフの息子のジョー・マーディンが見事に引継ぎ、無駄なアレンジは一つも無く、最小の音で最大の効果のある音世界を作り出しています。
 何より、ラウルの音楽は1stの頃から完成されていましたから、今作もまったくゆるぎなく、メロディの美しさ、完成度の高い音楽が胸を打ちます。
 
 前作との橋渡しのような先行シングルの「Pick Somebody Up」、初のひとりアカペラ「Ain’t Happened Yet」、ケーナの響きがフォルクローレ的な「Tembererana」など、バリエーションも自然に広がって、とてもいい感じ。
 ぼくは、「Song For Sandra」が切なくて一番気に入りました。
 
 なによりこの新作を持ったライブが早く見たいと思わせる、ニュー・アルバムでした。
 
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